ぬのにちは♪
大塚屋ネットショップでございます。
本日の布は、いっけんシンプルな無地にみえますが、よくよく味わってみるとそのユニークさを知ることができる上質素材です。
透け感のない、少し厚手のチノクロス無地。日本製の布地です。
実はこちらの布地、「綿(オーガニックコットン)」と「麻(リネン)」の交織(こうしょく)により生産されています。
「交織(こうしょく)」についてもう少し深堀りしてお伝えをいたしますと、その対義語的存在に「混紡(こんぼう)」という言葉がございます。
「混紡」は、複数の繊維をまぜて糸にして、その糸で織りあげる手法です。
「交織」は、綿は綿糸、麻は麻糸のように素材ごとに糸を生産し、その糸を組み合わせて織りあげる手法です。
ここで、「混紡」と「交織」をカレーライスに例えてみます。
例えるなら、「混紡」はカレーライスをまぜて食べる感覚。
「交織」はライスとカレールーを別々に食べる感覚です。
つまり、今回の綿麻チノクロスは「交織」のため、「綿」と「麻」のそれぞれを別々に味わえる感覚に近い布地です。
\ 布地の拡大写真です /
このように、表裏で綿と麻の露出度がかわるため、一枚の布なのに色味や質感が表裏で異なっていることがわかります。
「リネンの微光沢のある高級感」を出したいときは綾側を、「オーガニックコットンのぬくもりのある優しさ」を出したいときは逆綾側をご使用いただくのがおすすめです。
チノクロスは本来、「逆綾側」を表として使用されることが多いのですが、この布地はメーカーさんとしては「綾側」のほうをメインで提案されています。
先ほどの写真「生成(きなり)」は、染色していないので素材そのものの色が出やすくなっています。そのため、表裏の色味に大きく差がございました。
そのほかのカラーは、染色しているため生成ほどの色の差はない印象です。
\ ベージュ、ダークネイビー、ブラックがございます /
用途といたしましては、「ボトムス」「サロペット」「エプロン」など、きれいめシルエットの作品づくりぴったり。
ぜひ、上質な綿麻チノクロス生地を、日常のさまざまなシーンにご活用くださいませ♪
――ちなみに私は、カレーは序盤はまぜずに食べて、後半はまぜて食べるというハイブリッド型です。皆さまはいかがでしょうか。
もしよろしければ、ご注文時の通信欄(備考欄)に、カレーの食べ方をご回答くださいませ♪
【現品限り特価】Exclusive collection オーガニックコットンの綿麻チノクロス無地
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