ぬのにちは♪
大塚屋ネットショップでございます。
今年も入園準備・入学準備シーズンとなりました。もしかすると、この時期に初めて「布地さがし」をされるお客様もいらっしゃるかもしれませんね。
そんなときにハードルとなるのが「布に触ってみても、生地ごとの違いがよくわからない問題」です。
例えばこんなふうに布地を見比べてみても、どれもコットン生地で、似たような色で、織り方も似ているので判別が難しいかもしれません。
ちなみに、この3つの布地は、どれも大塚屋ネットショップで販売している布地です。
ちなみに、それぞれの布の大きな違いは「厚み」です。
スケアー生地→オックス生地→11号帆布(はんぷ)生地の順に、どんどん厚みが増していきます。よく用いられるそのほかのコットン生地も含めて表にしてみると、こんな感じになります。
\ 布地さがしのときに、便利です♪ /
――しかしながら、そうはいってもやはり触っただけではなかなか厚みの差を感じるのは難しいところです。
そこでこれより、さきほどの3種類の布地をたくさん重ねることで、どれくらいの厚みの差があるのか検証してみます。
一枚では差を感じにくかったとしても、同じ布を重ねていけば、きっとその差がわかりやすくなるはずですが・・・2枚重ねでは、まだあまり視覚的な差はないようです。
さきほどの倍の、4枚重ねです。少し、差が出てきたように見えますが・・・さらに重ねてみましょう。
同じ布地を8枚ずつ重ねました。
おやおや・・・?生地がふわっとして、かえってわかりにくくなってしまったような気もします。諦めずに、どんどん重ねていきます。
16枚重ねると、視覚的な差が出てきました。明らかに、一番右側の11号帆布がしっかりした厚みの印象です。
さらに倍の32枚。ここまでくると、その差は一目瞭然です。スケアーを「一階建ての住宅」だとすると、11号帆布は「2階建て住宅」のような差があります。
差がわかりやすくなり、なんだか楽しくなってきたのでさらに同じ布を重ねてみました。
64枚重ねると、厚みはもちろんのこと、生地の質感も写真から伝わってきますね。
スケアー生地は柔らかく、オックス生地はほどよくコシがあり、11号はんぷ生地はさらに頼もしい質感です。
そして・・・
\ さらにしつこく、布地をチョキチョキ ✂ /
「怒涛の128枚重ね」がこちらです。
\ デーン! /
\ デデーン! /
\ デデデデ~ン!! /
大迫力の、128枚重ね!
11号帆布生地に至っては、もはやタワーマンションのごとく布地が積みあがっています。
こうやって見てみると、だいたいスケアー生地の厚みを1.5倍するとオックス生地の厚みになり、スケアー生地を2倍にすると11号帆布の厚みになるようですね。
今回の検証が、楽しい布地さがしのお役に立てましたら幸いです。
大塚屋ネットショップでした!
【今回の検証に使用した布地】
(リンク先に商品がない場合は完売です)