★2023年8月28日追記です。
ご予約のお受付を再開いたしました。
ぬのにちは♪
大塚屋ネットショップでございます。
本日のテーマは、8号帆布(はんぷ)。
8号帆布は8号帆布でも、「富士金梅(ふじきんばい)」帆布ブランドのお話です。
富士金梅とは、川島商事株式会社さんの企画されている帆布シリーズで、日本製にこだわったハイクオリティーな仕上がりに定評がございます。
川島商事株式会社さんのサイトはこちらです。
ですが、じつは2023年7月現在、この「富士金梅」の帆布生地が品薄な状況となってしまいました。それは、生産を委託されていた染色工場さんの廃業によります。
歴史ある工場さんの廃業はとても残念なことですが、「富士金梅」はアパレル・ハンドメイド作家さまたちにとっても長年愛されてきた布地です。特に、8号帆布はその中でも代表的な布地です。
そこで、川島商事株式会社さんがほかの工場さんへ協力をお願いし、この度、リニューアルした「富士金梅・8号帆布」を企画されている段階です。
そのような事情があり、これからできあがってくる「富士金梅・8号帆布」は、これまで通りの点もあれば、これまでと異なる点もございます。
まず、「生機(きばた)」はこれまで同様のものを使用します。生機というのは、簡単に申し上げますと、加工する前の布地の状態のことを言います。
そのため、布地そのものの糸や織りの様子は、ご安心していただけるかと思います。
続いて「色」です。色につきましては、工場さんによって使用されている染料もさまざまなため、なかなか「完全に同じ」というわけにはいきません。
廃業された工場さんの「色レシピ」は存在しているため、そのレシピに基づき別の染料で染められます。そのため、「完全に同じではないですけれど、類似の色味」となります。
ただし、色の中でも「黒」は従来の染色方法が特殊だったため、従来の黒とは異なる色味となってしまいます。
また、かっちりとした帆布の風合いにするための「糊付け加工」につきましては、リニューアル後も類似の加工をいたします。極力、近い風合いにするために、調整されているところです。
リニューアル後の8号帆布は、8月~9月頃の完成予定にて現在進行中です。しかしながら、上記のような状況につきまして、これよりも先となってしまう可能性もございます。お値段につきましても、従来の8号帆布よりも上がってしまう可能性がございます。
以上が、「富士金梅・8号帆布」の現状です。
ご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、日本の伝統的な布地を維持されるために各社さんが尽力されていますので、今しばらくお待ちいただけましたら幸いです。
(リンク先に商品がない場合は完売です)