あたらしい乗り物柄のプリント生地の企画から生産までを、リアルタイムでお伝えするドキュメンタリー風ブログ、今回で3回目となりました。
前回までのブログはこちらです。
さて、前回お話をいたしました「配色」のデータができあがりましたので、
さっそく公開させていただきます。
\ 一挙7色! /
こちらは、パソコン上で作成されたデータです。この中から、4~5色を選んで生産を進めていきます。あくまでこちらはデータ上の配色見本ですので、選んだ4~5色のちいさな布地見本を、これからメーカーさんに制作していただきます。
(せっかくですので、どの色を選んだのかは布地見本ができあがるまではナイショにしたいと思います♪)
ちなみに、ブログをご覧の皆様、新しいプリント生地を生産するにあたって、「1回の生産数量(ロット)」は何mくらいだと思われますか?
今回の1ロットの生産数量は、こちらです!
\ わかりやすく巻きで並べてみました! /
生機(きばた)と呼ばれるプリント前の布地は約110mで、その約110mを少なくとも28反以上生産することになります。
ところで、普段、布地を原反(まるごと1反)でお求めいただくかたは、「110m」という数字に「あれ・・・?」と思われるかもしれません。コットンプリントの原反は「36m」であるケースが多いからです。その答えは、こちらです。
110mでは丸太のような大きな巻きになってしまいますので、取り扱いのしやすいように3分の1に分けて巻いたのが、「約36m」の原反です。(場合によっては、2分の1に分けて巻くと「約55m」の原反、4分の1に分けて巻くと「約27m」の原反になります)
つまり、最終的に当店には、以下のような状態の巻きで入荷してまいります。
\ およそ84反! /
一度にすべて入荷しますと倉庫がパンパンになってしまいますので、何回かに分けて当店へは入荷するケースが多いですが、最終的にはこの分をすべてご希望の長さで裁断し、ご注文をいただきましたお客様の元へお届けいたします。
なんだか今回は、少しマニアックな感じになってしまいまして申し訳ございません。
「あたらしいプリント生地ができるまで」、生地見本が完成しましたら、また更新をいたします。お楽しみにお待ちくださいませ♪
(おまけ)
大塚屋ネットショップでは、「男の子向け柄」「女の子向け柄」「女の子にも、男の子にも、おしゃれな柄」にわけた特設ページがございます。併せてご覧くださいませ。
入学準備(小学校)や入園準備(幼稚園)、通学グッズ向きの布地特集
(リンク先にページがなくなった場合は特設ページ終了です)